以下ネタバレ

良かった点としては、たまに出てくる4以降の伏線でしょうか。
例えば、C−3POの記憶を消していたり、ヨーダがオビ=ワンにクワイ・ガンとの交信方法を教えていたり、チューバッカがヨーダと居たり。
こういう、小さな伏線は好きなところ。
逆に、たまーに出てくるエピソード1の脇役、ジャー・ジャー・ビンクスが、しゃべらないまでも映像に出て来るというのも芸が細かい。
ストーリーはぶっちゃけ、どうしてアナキンがダークサイドに落ちてダースベイダーになったのか、というところに集約されています。
その理由は、パドメへの愛故に、だったわけですが……
最後は、半ば狂人と化していて、この辺が親父に言わせると「薄っぺらい」んでしょう。
ですが、色を添えるはずのバトルシーンが素晴らしく、それだけで熱くなれるほど。
アナキンとオビ=ワンで敵本陣に強襲をかけるシーンから映画は始まり、R2−D2のバトルシーンも織り交ぜながらの戦闘シーンや、オビ=ワンの単独任務であるグリーバス将軍討伐任務、シス郷とマスターウィンドゥの息詰まるバトル、ダークサイドに落ちたアナキン、ダースベイダーとオビ=ワンの師弟対決、ヨーダとシス卿の頂上対決。
これだけのバトルシーンを展開し、こちらを熱くさせてくれます。
総合評価で5段階中5。
少しばかりストーリーに難はあるものの、十分にスターウォーズサーガとして機能してます。
全6作全てを通して見たくなりました。