木曜は……

木曜はネタがないです。
ネタが無いことをネタにしようかと思ったけど、それは前回もやりましたしねw
今日は小説感想文。
レベル7(セブン) (新潮文庫)
宮部みゆきの「レベル7」です。
基本的に私は宮部みゆきを神指定しているのですが、この作品も面白かった。
宮部みゆきの持ち味は二重構造。
このレベル7も、失踪した女子高生と、記憶を無くした二つの男女の両面から事件を追います。
失踪した女子高生は「レベル7」という書き置きを残し、そして二人の男女の腕には「レベル7」の文字。二つを繋ぐものと、そこで起きた事件とは!
という感じで展開されていくこの話は、物語の内容としては、王道のサスペンスものと大した変わらないのですが、二重構造と宮部みゆきのタッチにより大変面白い作品へと仕上がっています。
いつか、私もサスペンスを書き上げてみたいものです。